厳暑の候、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素はご愛顧を賜り、厚くお礼申し上げます。
今月のRUSPERT NEWSは、「DISGO(ディスゴ)」についてご紹介いたします!
異種金属の接触によって発生する電食(ガルバニック腐食)は、設計段階での対策が不十分な場合、急速に進行する恐れのある腐食現象です。
特に、炭素鋼とステンレス鋼、アルミと鉄など異種金属を組み合わせた構造においては、電位差による微小な電池作用が局所的な腐食(電食)を引き起こし、ボルトや接合部などから深刻なダメージを招きます。
このような課題に対して、弊社独自の高耐食表面処理技術「DISGO(ディスゴ)」は、電食対策に特化した最適なソリューションです。
■DISGOによる電食防止メカニズム
・電気絶縁性のトップコート
DISGOは、無機アルミと有機樹脂を主成分としたトップコートにより、異種金属間の直接接触を遮断し、電食の発生を軽減します。
・耐食性ベースコートとの組み合わせ
密着性と耐熱性に優れたベースコートが腐食環境から基材を保護し、絶縁性のトップコートが電気的接触を遮断することで、内外からのダブルプロテクションを実現します。
・酸処理・電解処理不使用=水素脆性のリスクなし
DISGO処理は、酸洗いや電解処理を伴わないため、高張力鋼やバネ鋼などにも安心してご採用いただけます。
■環境にも配慮したDISGOの特徴
・六価クロム、鉛、カドミウム、水銀などのRoHS指令対象物質は一切不使用
・REACH規制にも適合
・中性塩水噴霧試験2000時間以上の高耐食性
・200℃以下の低温処理により、素材の機械的性質を損ないません
DISGOは、環境・耐食。電食対策を同時に満たす次世代型表面処理技術です。
異種金属の組み合わせを避けられない構造であっても、DISGOは高い信頼性と長寿命を実現することが可能です。
評価用サンプルや技術的ご相談については、いつでもお気軽にお問い合わせください★
今後とも変わらぬご愛顧のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
▽▽SNSアカウントも随時更新中です!ぜひフォローしてください!▽▽